ガチャ「赤の他人の証明写真」が月4万個のヒット なぜ“スターおじさん”まで誕生したのか:インタビュー劇場(不定期公演)(5/5 ページ)
「知らないおじさん」の証明写真が入ったカプセルトイ「赤の他人の証明写真」。ガチャで月4万個も売れる理由を、商品開発の経緯や若者の遊び方を交えながら紹介する。
ネタ消費が広がる
土肥: 知らないおじさんの写真で、友だち同士やSNSで盛り上がる。いわゆる”ネタ消費”なわけですが、この動きは違う方向にも広がりつつありますよね。
先ほど婚活パーティーの話をうかがいましたが、このほかにも、知らないおじさんの写真集やカードゲームなども販売していますよね。
寺井: いろいろ企画を練っていて、いずれ映画にもチャレンジしたいんですよ。証明写真を提供した人が行方不明になって……といったミステリーが面白いかも。あ、そんなストーリーにしたら、提供者がいなくなるかもですね(苦笑)。
土肥: ですです。話は変わりますが、自分の証明写真をカプセルに入れる……と聞くと、「怖い」「悪用されそう」と不安を感じる人も多いのでは? 実際、応募者を見ると、女性は少ないですしね。これまで、トラブルに発展したことはないのでしょうか?
寺井: そのような指摘は多いですが、これまでトラブルは聞いたことがありません。考えてみると、大きいサイズの写真であればそこまで意識しないのに、なぜ小さくして背景をブルーにすると「怖い」と感じるのでしょうか。これって不思議な現象ですよね。「証明写真は知らない人に渡してはいけない」と思っているのかもしれません。
土肥: ふむふむ。確かに、ご指摘の通りですね。Facebookに顔写真をアップしている人は多いですが、個人の証明写真になると「きーっ!」となる人が出てきそう。
寺井: 「証明写真は他人に渡してはいけない」と考える人が多いからこそ、カプセルに入った証明写真に興味を持つ人がいるのかもしれません。……ところで、ドイさんの証明写真もいただけませんか?
土肥: えっ、ワタシ? 現在50代半ばなので、この企画にぴったりですね。イケメンではないので写真を捨てられることないと思いますが、メルカリで誰も購入せず、ずっとそのままになっていたら、中途半端すぎて悲しいですね。
うーん、この記事を公開して、読者から「ほしい」という声があれば、か、考えます(汗)。本日はありがとうございました。
(終わり)
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