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運動後に「ノンアルビール」? サッポロ×ミズノが流行らせたい新習慣の意図(1/5 ページ)
サッポロビールとミズノが、運動後のご褒美として飲むノンアルコールビール「SUPER STAR」を共同開発した。近畿限定で発売し、「スポーツノンアル」という新ジャンルの確立を目指す。異業種コラボの狙いと成長市場への戦略を追った。
サッポロビール(以下、サッポロ)とミズノは、共同開発したノンアルコールビール「SUPER STAR」を2026年2月25日に近畿エリア限定で発売する。ビールメーカーとスポーツメーカーという異業種がコラボし、運動後のご褒美として飲む「スポーツノンアル」という新ジャンルの確立を目指す。
12月16日に大阪市内で開かれた記者発表会で、サッポロビールの上席執行役員 マーケティング本部長を務める坂下聡一氏とミズノ取締役常務執行役員の中田匠氏が登壇し、商品の狙いを説明した。
「SUPER STAR」は350ミリリットル缶で、想定販売価格は184円前後。近畿2府4県のスーパーやコンビニなどで通年販売する。麦芽とホップに加えて、クエン酸や運動で失われやすい電解質(ナトリウム)を配合した。
開発期間は約2年。開発担当者は、ミズノの社員や会員99人に対し、運動後の状態で飲んでもらい、その声を反映しながら味を磨き上げた。
商品名の「SUPER STAR」は、運動後の達成感を表現すると同時に、ミズノのブランド「SUPER STAR」とサッポロの星マークという両社の共通点を重ねたもの。協業を象徴するネーミングとした。
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