調査リポート
組織サーベイ、「正直に答えていない」が約4割 なぜ?
自社の課題を調査しようとしても、社員は正直に答えていないかもしれない。4割が「正直に答えていない」と回答したが、その理由は?
自社の課題を調査しようとしても、社員は「うそ」をついているかもしれない――。組織開発コンサルティングを提供するWillMap(東京都大田区)が実施した調査によると、組織サーベイへの回答について「正直に答えていない」と回答した人が37.3%に上ることが分かった。
その理由は「正直に答えても会社が変わらないと思うから」(43.3%)が最も多かった。以降「忙しく、十分に吟味して答える時間がないから」(41.7%)、「個人が特定されるかもしれないという心配があるから」(32.3%)と続いた。
会社から共有された組織サーベイの結果や課題、その解決策に納得している層では、68.2%が「自分の行動を変えた」と回答した。これに対し、結果に納得していない層では10.3%にとどまっており、サーベイ結果への納得度が行動変容に大きく影響していることがうかがえる。
WillMapは調査を踏まえ、社員により良い影響を与える組織サーベイにするためには以下の3つの条件が不可欠と定義している。
- 実施する前の丁寧な説明:サーベイの目的と活用法を社員に明確に伝える
- 経営層のコミットメント:経営層がサーベイの重要性を発信し、方針に取り入れる
- 管理職向け研修の実施:現場を動かす鍵を握る管理職に適切なアプローチを行う
調査は、組織サーベイに回答したことがある会社員1089人を対象にインターネットで実施した。期間は2025年10月3〜6日。
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