調査リポート
学生の5割が「就活うつ」自覚、前年から増加 何が要因なのか?(2/2 ページ)
学生の5割が「就活うつ」を自覚していることが分かった。前年から増加しているようだが、どのような要因が多いのか?
身近な人に相談がトップ。「AIに相談」も2割
就活うつを感じたときの対処法を尋ねたところ、「身近な人に打ち明けて相談にのってもらった」(32.5%)との回答が最多だった。以降「AI チャット(ChatGPT など)に相談した」(24.5%)、「就職活動を一時的に中止した」(22.5%)と続いた。「特に何もしなかった」も25.0%に上った。
就活がつらいと感じた原因については、1位が「就活の期間が長すぎて先が見えなかったから」(40.0%)で、2位は「選考に落ちたから、または選考落ちが続いたから」(36.0%)、3位は「自分がやりたいことが分からないまま就活をしていたから」(33.5%)だった。
ABABAは「就活の早期化・長期化によりゴールが見えない状況が長期にわたって続くため、精神的な消耗が加速している」と分析する。
最初の内定をもらった後も就活うつっぽいか尋ねたところ、半数を超える50.5%が「はい」と回答した。原因として最も多く挙げられたのは「本当にこの企業や職種でいいのか不安になったから」(48.5%)で、以降「自分の判断軸が何なのか分からなくなっていたから」(37.6%)、「内定をもらっても達成感や手応えがなかったから」(29.7%)と続いた。
「特に理由は思い当たらないが気持ちが沈んでいた」も11.9%に上り、原因不明のまま精神的不調が続くケースもあることが分かった。
調査は、就活うつを自覚したことがある学生200人を対象にインターネットで実施した。期間は10月22日〜11月25日。
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