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タピオカブーム終了も、絶好調のゴンチャ “独り勝ち”を目指さない、深いワケ:長浜淳之介のトレンドアンテナ(3/7 ページ)
タピオカブームが終了した今も、店舗数を着実に伸ばしているのがゴンチャだ。なぜ、ゴンチャだけがこれほどの成功を収められたのか。そして、今後何を目指すのか。
テークアウトの店から一転
ゴンチャが日本で店舗展開を始めた初期の頃は、テークアウトの店だった。しかし、座ってゆっくり飲みたいというニーズが高まり、イートインのスペースを持つ店も次第に増えた。
そうした中で、2020年6月、東京都立川市のJR立川駅直結の商業施設「グランデュオ立川」3階に、90席もの席数を備えた大型店を出店。これがゴンチャにとって大きな転換点となった。
ゆったりと過ごせる環境で、コンセントが使えるデスクワーク向きのカウンター席、荷物があっても余裕の1.5人席、会話に適したテーブル席などを設け、さまざまなニーズに応えた。ここでの成功により、広めの席数を確保した店舗が主流となり、現在に至っている。ここがストリートフードから脱却できなかった、幾多のタピオカ店との違いだ。
2025年からは、ゴンチャが目指す方向性を示した「コンセプトストア」を出店し始めた。3月に日本のゴンチャ発祥の地である東京・原宿に「原宿神宮前店」をオープン。5月には、インバウンド需要も狙える東京・秋葉原に「秋葉原中央通り店」を開業した。
ゴンチャのコンセプトストアでは、お茶に合うサンドイッチやスイーツといったフードを強化しており、ブランドとして飛躍するための施策をきちんと打っている。
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