なぜ、味の素ギョーザは「売上日本一!」をやめ、「28年連続売上No.1」に切り替えたのか:スピン経済の歩き方(7/7 ページ)
2026年2月発売の新商品から「ギョーザ売上日本一!」のうたい文句を「28年連続売上No.1」に変更する味の素冷凍食品。これが意味するのは……?
今回の件からビジネスパーソンが学べること
よく言われるが、日本人は「ランキング」が大好きな国民だ。江戸時代にはグルメ、芝居、さらには遊郭の遊女まで「番付」ができた。自分が何かを決めるときに「他人の評価」を参考にする国民性からすると「日本一」や「売り上げNo.1」ほどササる「うたい文句」はないだろう。
では、そういうことをうたえないビミョーなポジションのプレーヤーは、どうすればいいのかというときに、大阪王将の独自の強みを押し出す「うたい文句」は参考になるだろう。
味の素も大阪王将もパッケージの「うたい文句」は、現場の第一線で働く人々がさまざまな視点から考え抜かれたものなので、そこから学べることは多くある。
セールストークやプレゼンの場で効果的な「うたい文句」を求められるビジネスパーソンの皆さんも、そういう視点でスーパーの冷凍食品コーナーを観察してみてはどうだろうか。
窪田順生氏のプロフィール:
テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで300件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。窪田順生のYouTube『地下メンタリーチャンネル』
近著に愛国報道の問題点を検証した『「愛国」という名の亡国論 「日本人すごい」が日本をダメにする』(さくら舎)。このほか、本連載の人気記事をまとめた『バカ売れ法則大全』(共著/SBクリエイティブ)、『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受
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