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「近くにあるとお金が減りにくい店」がスーパー・コンビニの脅威に? ドラッグストア大再編の行方:長浜淳之介のトレンドアンテナ(3/6 ページ)
ツルハとウエルシアが経営統合し、業界最大の新生ツルハHDが誕生した。今後ドラッグストア業界の再編は、どのように進むのか?
“あるサービス”と食品販売の組み合わせが強み
ドラッグストアの売り上げに占める食品の割合は、各社の戦略によって大きく異なる。日本チェーンドラッグストア協会によれば、「フーズ・その他」は2兆8329億円と、全体売り上げの約28%を占めている。コスモス薬品のように、売り上げの約60%を食品が占める「食品強化型」のチェーンも存在するほどだ。
一方で、医薬品は病気やけががなければ需要が生まれにくいものの、利益率が高い。特に、医師の処方箋に基づき薬剤師が調合する調剤は、ドラッグストアにとって“稼げる”サービスだ。利用者が調剤を待つ間に、店内を回遊して食品や日用品を購入するため、売り上げアップも見込める。
ウエルシア薬局やスギ薬局は、調剤薬局を併設することで、地域医療の一端を担い、「かかりつけ薬局」としての役割を果たしている。薬剤師や登録販売者が常駐しているため、家庭の常備薬についても気軽に相談できることが、消費者からの信頼にもつながっている。
医薬品の販売には専門知識が不可欠であり、コンビニやスーパー、ホームセンターなどが専門家を常駐させるのは容易ではない。この点は、ドラッグストアならではの強みといえる。
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