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人もいる、スキルもある……それでもDXが進まない――情シスを縛る「見えない壁」:NTTデータビジネスブレインズの調査(1/2 ページ)
NTTデータビジネスブレインズは、現場が直面するDX推進の課題についてアンケート調査を実施。情シス部門の業務負荷を高めるさまざまな障壁が明らかになった。
情報システム関連事業を手掛けるNTTデータビジネスブレインズ(東京都港区)が、企業の情シス部門を対象に実施した調査によると、社内のDX人材について「非常に充足している」「充足している」との回答は66.2%に上った。
一見するとDXを進める条件は整っている。しかし実際には、DXを掲げながらも業務や事業の在り方を変える段階にまでは至っていない企業は少なくない。
6割超が「DX人材は充足」――なぜ事業変革にまで至らないのか
データ分析やAIなど、DX人材が持つ専門スキルの「質」についても、「非常に充足している」「充足している」と回答したのは66.6%だった。
人材の数だけでなく、スキルの質も足りていると認識しているにもかかわらず、DXが企業変革にまで結び付かないのはなぜか。
同社はその要因として、多くの企業がDXの目標を“業務効率化”に設定している可能性を指摘する。目標が限定的であるため、その達成に必要な人材については「足りている」と認識されやすいという。
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