2015年7月27日以前の記事
検索
インタビュー

ロイホで貯めて、リッチモンドで使う ロイヤルHDが仕掛ける「140万人経済圏」の野心(3/5 ページ)

外食事業とホテル事業の強みをどう掛け合わせて、同じ経済圏として育てていくのか。ホテルから外食まで開発全体を統括する本山浩平執行役員に、グループ横断の成長戦略を聞いた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

グループCRM「MyROYAL」で会員基盤を統合

――会員制度やCRMはグループ内でどのように共有していますか。

 グループCRMという形で、「MyROYAL」(マイロイヤル)という共通アプリを立ち上げています。サービス開始は2024年6月で、まずはロイヤルホストやてんやなどのブランドから導入しています。今後は対象ブランドを広げていく予定で、2026年以降にリッチモンドホテルでも運用開始予定です。

――ホテルの予約もアプリによって連携すると、どんなことが可能になりますか。

 ホテルとの共通ポイント化が進めば、本当の意味でのグループシナジー、例えば相互送客がやりやすくなります。具体的には、ロイヤルホストは使っているけれどホテルは使っていない利用者に対して、クーポンや告知などで利用を促すことが可能になります。

 ホテルは単価が高くポイントもたまりやすいので、ホテルでためたポイントをきっかけに外食へ行くといった回遊も起きやすくなります。外食は日常に近く来店頻度も高いので、顧客とのタッチポイントが多いという強みをどう生かして経済圏を作っていくかが、ロイヤルらしさになると考えています。

――金融やクレジットカードなど、いわゆる「経済圏」をさらに広げる構想はありますか。

 現時点では、そこまでには至っていない認識です。ただ究極的には、いかに経済圏を作っていくかという発想自体は重要だと思っています。外食を持っていることで顧客接点を増やせる点は、ホテル単体では作りにくい強みです。ですので、そこを起点に広げていく余地はあります。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る