「出社したくなる」オフィスの作り方 企業が見直すべき3要素とは?:【新連載】組織を伸ばすオフィス戦略(1/3 ページ)
近年、オフィスは単なる箱としての「作業の場」から、「体験の場」へと大きく進化しています。社員を再びオフィスに呼び戻すことは、多くの企業にとって新たなテーマとなっているのです。では、どうすれば「出社したくなるオフィス」はつくれるのでしょうか。
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新連載:組織を伸ばすオフィス戦略
オフィスへの投資を単なるコストではなく、組織成長を加速させる「戦略的投資」として捉えるには、何が必要なのか。オフィス構築支援を手がけるソーシャルインテリアの上原優磨氏が、その具体的な手法を解説します。
近年、オフィスは単なる箱としての「作業の場」から、「体験の場」へと大きく進化しています。第1回で触れたように、リモートワークの普及によって働き方の柔軟性が高まった一方で、コミュニケーションの減少や組織文化の希薄化といった課題も顕在化しています。社員を再びオフィスに呼び戻すことは、多くの企業にとって新たなテーマとなっているのです。
では、どうすれば「出社したくなるオフィス」はつくれるのでしょうか。当社が手掛けたプロジェクトから見えてきたのは、
- 感覚への働きかけ
- ホスピタリティの導入
- テクノロジーの活用
という3つの要素の融合です。今回は、事例とともに、“オフィスの進化論”について考えていきます。
オフィス進化の鍵は「五感」「ホスピタリティ」「テクノロジー」
出社したくなるオフィスに必要な「感覚への働きかけ」「ホスピタリティの導入」「テクノロジーの活用」とは、具体的に以下の通りです。
感覚に訴えるワークプレイス
集中力や創造性を高めるには、感覚に訴える空間が有効です。照明、音、香り、素材などの設計によって、「心地よさ」と「頭が働く環境」を両立できます。自然素材や間接照明、音環境のデザインはその代表例です。
ホスピタリティを取り入れた空間設計
来客だけでなく、社員にも“おもてなし”の視点を持つという考え方が、オフィス空間にも浸透し始めています。清潔感のある空間や上質なファシリティ、居心地のよいカフェのようなラウンジは、心理的な満足度を高めます。
テクノロジーで進化する会議体験
テクノロジーの進化は、会議や打ち合わせの質も変えました。例えば、高精度なAV機器を備えた会議室と、会議前に頭をほぐすインフォーマルな「プレゲーミングスペース」を組み合わせることで、議論のスピードと納得感が飛躍的に高まります。
これらの要素は単体で存在するのではなく、掛け合わせることでオフィスを次のステージへ導きます。
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