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50代での転職、面接で「嫌われる」のはどんな人か? 3つのリアルな障壁(3/3 ページ)

中高年の転職市場が盛り上がっている。しかし、個人の「転職成功の壁」は依然高く、対策が必須だ。50代での転職面接、気を付けるべき3つのポイントを解説する。

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加齢による清潔感の低下を直視せよ

 そして最後に合否を分ける決定的な要素が、身だしなみと清潔感である。

 残酷なようだが、若い面接官や社員は、50代の「おじさん」に対して、ネガティブな先入観を持っていることが少なくない。まずはマイナスからのスタートであることを自覚し、その壁を越えなければ、どんな立派な経歴も響かないのだ。

 特に注意すべきは「身だしなみ」と「口臭・体臭」だ。

 「ヨレヨレのスーツや汚れた靴を身に付けない」「奇抜なネクタイはつけない」といった基本動作の徹底、面接前に歯を磨くことや、朝にシャワーを浴びるなど、いつも以上に注意が必要になる。

 これまで数多くのシニア転職者と面談してきた中で「もったいない」と最も多く感じてきたのが「服装の乱れ」だ。

 10年以上前に仕立てたような、今の体型に合っていないダボついたスーツはもちろんNGだが、若者が着れば「ラフでオシャレ」に見えるポロシャツやチノパンも、シニアがそのまま取り入れると、単なる「休日のだらしないお父さん」に見えてしまうケースがよくある。

 50代の現場の戦力としての転職は、過去の肩書きが通用しない総力戦だ。「手は動くか」「口は閉じられるか」「身なりは整っているか」――この3つの原点に立ち返ることこそが、内定への糸口といえるだろう。

著者プロフィール:市原大和

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慶應義塾大学理工学部卒業後、東京海上日動火災保険で15年間勤務し、2022年に株式会社BEYOND AGEを設立。これまでシニア3000人以上のキャリア支援実績を有する。


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