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「どれで払う?」は終わるのか PayPay×Visaが挑む“お金の出どころ”問題(4/4 ページ)

PayPayとVisaが導入する「Flexible Credential」。クレジット、残高、デビットを1枚に統合し、支払い元を切り替える構想だ。レジ前の迷いは消えるのか。その成否が問われている。

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答えは年内に出る

 ポイ活上級者は、店舗やキャンペーン、利用金額の最適な組み合わせを毎回考えることをいとわない。だが、大半のPayPayユーザーはそうではないだろう。「普段はデビット感覚で使いすぎを防ぎたい。大きな買い物のときだけクレジットの後払いにしたい」。その程度の素朴な希望を、レジの前で意識せずにかなえること。それこそがFlexible Credentialの価値である。

 Oliveが「人類には早すぎた」と言われた機能を、7200万人が違和感なく使えるものに仕上げられるかどうか。PayPay×Visaの提携で、国内ユーザーに最も早く届く変化は、米国進出ではなくこちらである。その答えは、年内に明らかになる。

筆者プロフィール:斎藤健二

金融・Fintechジャーナリスト。2000年よりWebメディア運営に従事し、アイティメディア社にて複数媒体の創刊編集長を務めたほか、ビジネスメディアやねとらぼなどの創刊に携わる。2023年に独立し、ネット証券やネット銀行、仮想通貨業界などのネット金融のほか、Fintech業界の取材を続けている。


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