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寿司屋が焼肉店をオープン? 絶不調の焼肉業態に、進出を決めたワケ長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/7 ページ)

すし業態の魚べいが、焼肉店「うま勝」をオープンした。焼肉店の閉店が相次ぐ中、あえて参入した狙いは何なのか?

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著者プロフィール

長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)

兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。


 「回転しない寿司」で躍進する「魚べい」を展開するGenki Global Dining Concepts(以下、ゲンキGDC)が1月28日、栃木県栃木市に新業態となる焼肉店「大阪焼肉 うま勝」(以下、うま勝)を開業した。食べ放題ではなく、気軽に行ける大衆焼肉を目指している。回転寿司専業の会社が、寿司とは関係のない業態を新しく出すのは珍しい。


どんな焼肉店なのか(筆者撮影、以下同)

 寿司業態の企業を見てみると、「スシロー」を展開するFOOD & LIFE COMPANIESやくら寿司は、居酒屋や持ち帰り寿司など、寿司に関連した事業を展開している。「はま寿司」を展開するゼンショーホールディングスや、「かっぱ寿司」を持つコロワイドは寿司以外の業態も展開しているが、もともと寿司が祖業の外食企業ではない。

 寿司業態の競合で焼肉店を展開しているのは、「がってん寿司」を経営するアールディーシーくらいだろう。同社は2021年12月、「がってんカルビ」という焼肉業態の1号店を埼玉県熊谷市にオープンしている。

 帝国データバンクによると、2025年1〜8月は、焼肉店の倒産・廃業が過去最高のペースだという。大手に顧客が流れており、町の焼肉店は輸入牛肉の仕入れ価格や人件費、家賃や光熱費の高騰など、コスト高により苦境に陥るケースが増えているという。

 寿司業態で好調の魚べいが、決して好調とは言えない焼肉業態に進出したのはなぜなのか。本稿では、その狙いと今後の戦略について探っていきたい。

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