2015年7月27日以前の記事
検索
連載

モスもバーキンも値上げしているのに、なぜマックだけ叩かれるのかスピン経済の歩き方(2/7 ページ)

マクドナルドが値上げを発表したときには叩かれるのに、バーガーキングやモスバーガーが値上げで客単価を上げても騒がれないのはなぜか。理由を探ってみると……。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

モスの客単価が上がっている理由

 モスはコロナ禍以降、店舗数がほとんど増えていないにもかかわらず、業績を伸ばしている。2025年4〜9月の実績は、売上高507億円(前年同期比6.7%増)、営業利益40億円(同49.1%増)となった。

 この背景の一つが、バーガーキングと同様に客単価が上昇していることだ。それを象徴するのが、高価格帯の「新とびきりシリーズ」である。

 「新とびきりチーズ 〜北海道チーズ〜」(690円)と「ダブル新とびきりチーズ 〜北海道チーズ〜」(980円)はバーガーキングの「ワッパー」(640円)や「ダブルワッパーチーズ」(1140円)に匹敵する高価格帯ながら、客数増加にも貢献しているという。


「新とびきりチーズ 〜北海道チーズ〜」(出典:モスの公式Webサイト)

 もちろん、客単価の向上は、このような高価格帯メニューだけによるものではなく、モスでは「年中行事」となっている「値上げ」の影響も大きい。

 2021年4月、モスの代表的な商品「モスバーガー」が370円から390円に値上げされた。他の商品も20〜30円の値上げとなった。


2021年4月の改定価格(出典:モスフードサービスのプレスリリース、以下同)

 翌年の2022年7月、モスバーガーは390円から410円に値上げされた。他のメイン商品も20〜40円上がっている。


2022年7月の改定価格

 さらに翌年の2023年3月には、モスバーガーは410円から440円に値上げされた。78アイテムの中には、最大で50円値上げされたものもあった。


2023年3月の改定価格

 2024年5月はハンバーガーなどの値上げはなかったが、一部ドリンク商品が値上げされた。ブレンドコーヒーが280円から290円になったほか、100%オレンジジュースに関しては40円も高くなった。


2024年5月の改定価格

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る