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伊藤園、初の「香水ブランド」で売り切れ続出 “ジャスミン狂い”な社員が起案、人気のワケは?(5/5 ページ)
伊藤園の社内ベンチャーから生まれたフレグランスブランド「Crazy Jasmine」が人気を集めている。売り切れが続出する背景には、自宅で11種類のジャスミンを育てる“ジャスミン狂い”の存在があった。
伊藤園とのシナジーは?
伊藤園の社内ベンチャーとして事業を立ち上げたことで、メリットも多かった。特に年配の客には「この香水、実は伊藤園なんです」と伝えると、知っている企業の安心感から購入につながるケースもあるという。
香水を開発するための香料会社についても、伊藤園の既存ネットワークを生かして選定した。ポップアップを百貨店などに出店する際にも、大企業のブランドであることが信用力につながった。
一方で、社内ベンチャーならではの難しさもある。新しい取り組みを進める際には社内の承認プロセスを経る必要があり、一般的なベンチャー企業のようにすぐに意思決定できない場面もあるという。
最近では、社内の若い女性社員が自ら手を挙げ、ポップアップの販売を手伝うケースも増えてきた。向田氏は「伊藤園は男性の社員が多いので、若い女性社員の光になったらいいなと思っています」と話す。
今後については「もっと認知を広げていきたい」と語る。「ジャスミンのファンは多いので、そうした方々の声を聞きながら、企業が一方的に発信するブランドではなく、お客さまと一緒に作っていくブランドにしたい」と意気込んだ。
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