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苦戦するラーメン集合施設は多いのに、なぜ東京ラーメンストリートは好調なのか 来館者数30%増を実現する戦略:長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/7 ページ)
ラーメン集合施設が苦戦続きの中、東京駅にある東京ラーメンストリートが好調だ。その理由は何なのか?
著者プロフィール
長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。
東京駅八重洲地下に位置する「東京駅一番街」の「東京ラーメンストリート」が絶好調だ。
2025年8月に全国各地の名店を迎える「ご当地エリア」を拡大した。人気YouTuberのHIKAKIN氏がプロデュースする新潟県の「みそきん」、青森県の超人気店「津軽煮干 ひらこ屋」といった話題性の高い店舗が出店。来館者数が前年同期間比で約30%も増加している。
3月5日からは、ニンニクやラードなどを炊いた黒マー油入りの熊本県の老舗名店「好来(ハオライ)ラーメン」が出店。行列が絶えない状況となっている。
ラーメン専門の商業施設は近年減少傾向にあり、人気店を集めたからといって必ずしも成功するとは限らない。東京ラーメンストリートは、東京駅直結で訪日観光客が訪れやすいという立地の良さもあるが、それだけでここまでの人気の高まりを説明することはできないだろう。
本記事では、なぜ東京ラーメンストリートが好調であるのか、その要因を探っていきたい。
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