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「データセンター」の中ってどうなってるの? 潜入して分かった、生成AIを支える「冷却技術の進化」(2/2 ページ)

千葉県印西市に新たなデータセンターが開業した。AI時代に対応したデータセンターの内部に潜入して、冷却技術の進化を見てきた様子をレポートする。

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“信頼できるデータセンター”を支える仕組み

 また、NRT14では新たにサーバルームやラックの運用をする前に、冷却の性能が十分か検証するという。取材では、サーバルームにあえて温かい空気を送り込み、排熱の仕組みをチェックしている様子を見学した。

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NRT14は顧客の要望に応じてラックや冷却設備を設置する。写真は排熱の仕組みをチェックしている様子

 データセンターの稼働が止まることはあってはならない。NRT14では、万が一停電が起きた際、2分以内に非常用電源が作動する。その間は冷却液でセンターを冷やす。データセンターを7分間動かせる分の冷却液を蓄えているという。空調や自家発電設備も予備機を用意している。

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NRT14の屋上
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銀色のタンクに予備の冷却水が収められている

 NRT14は、米NVIDIAの最新GPUを搭載したサーバ「NVIDIA GB200 NVL72」に対応した液冷認証を取得しており、MCDRの山下康平CEOは「NVIDIAのお墨付きをもらった最先端のデータセンター」と表現する。

 MCDRは、千葉県印西市、東京都三鷹市、大阪府茨木市にデータセンターを展開している。電力容量は累計200メガワットに上り、山下CEOは数年のうちに現在の倍に増やしたいと意気込んだ。

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MCDRの山下康平CEO

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