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「アークヒルズ」40周年 東京の街づくりはどう変わったか(3/3 ページ)
溜池交差点からほど近いアークヒルズ。オフィスから住宅、文化施設まで複合させた民間初の再開発エリアは今年開業40周年を迎えた。
「面のつながりを」
赤坂、六本木ではあるが、駅に近接していたわけでもなく、開発時には必ずしもビジネスに最適な立地とはいえなかった。だが再開発により人の流れが変わり、「立体的、総合的に街づくりをしていくことが結果的に街の価値を上げていく」と、街づくりの可能性も示した。
先月開業40周年を迎え、加藤さんは「継続性が改めて重要。街の人や企業の関わり、コミュニティーの形成、緑の成長がアークヒルズの魅力を作っている」と話す。他のヒルズで得られた知見も共有し改善を図るなど相乗効果で成長を続けるほか、地域を盛り上げるためにも周辺施設などと連携したイベントなども積極的に行っている。
再開発のスタンダードを築いたが、街並みや求められるものは時代により変わっていく。今後は「面的な広がりをどう作っていくのか。東京の国際競争力を高めるため、どういった役割を果たしていくのかを考えなくてはならない」と加藤さんは強調する。
利便性に加え、せわしない日々に余白を与えてくれるような安心感のあるアークヒルズ。再開発の最年長として、積み重ねた年月が育んできた環境を大切に継続している。(鈴木美帆)
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