ブルーカラーの5人に1人がホワイトカラー出身 「AIに代替されない仕事」へ向かう人たちの“本音”:レバレジーズが調査(1/2 ページ)
ホワイトカラーの仕事がAIによって代替されつつあると指摘される中、ブルーカラーへとキャリアを移す動きが広がっている――。そのような実態が、レバレジーズの調査で明らかになった。
現在、ホワイトカラーの仕事はAIによって代替されつつあると指摘されている。ホワイトカラーの仕事が減少する一方で、世界では建設、製造などの「物理的な価値」を提供する技能職が見直される「ブルーカラービリオネア」と呼ばれる現象が広がっている。
日本でもこの傾向は見られるのか。
人材サービスなどを提供するレバレジーズ(東京都渋谷区)の調査によると、ブルーカラー職に従事する人のうち、20.4%がホワイトカラーから転職していると分かった。
なぜブルーカラー職を選んだのか。背景にあるキャリア観と実態を見ていく。
20代で強まる「AIに奪われない仕事」への意識
ブルーカラー職を選んだ理由については「特にない」(47.4%)を除くと、「手に職が付くから」(13.7%)が最も多く、「体を動かす仕事が好きだから」(13.5%)、「収入が良いから」(13.3%)と続いた。
年代別に見ると、20代では「AIに代替されにくい安心感があるから」(14.5%)、「人手不足で転職先に困らないイメージがあったから」(13.1%)といった理由が上位に入った。先行き不透明な社会環境において、現場での作業スキルを必要とする職種が「安定的なキャリア」として認識されている傾向がうかがえる。
仕事のやりがいについては「生活を支えられる収入が得られる」が40.9%で最も多く、「自分の技術・スキルが生かせる」(25.3%)、「仕事の成果が目に見える」(21.3%)と続いた。
一方で、不満な点は「給与水準が低い」(30.7%)、「体力的にきつい」(23.1%)が上位となった。
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