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ローソン、なぜ「具も汁もない」カップ麺が売れるのか “刺激×旨さ”がやみつきに(4/4 ページ)
ローソンで展開している「麺大盛り 魚介香る油そば」「麺大盛り 辛旨まぜそば」といった「汁なし・具無し」のカップ麺が好調だ。その背景について、担当者に聞いた。
「具なし」でコスパを重視
麺大盛りシリーズは、汁あり・汁なしを問わず、あえて具材を入れていない。
ローソンでは以前から、具材を省いて、その分のコストをスープの品質向上に充てた「スープ激うま!」シリーズを展開してきた。麺大盛りシリーズでも同様に具材をなくすことで、麺量やソースの品質につなげている。
具がないことを逆手に取り、アレンジ需要も取り込む。「魚介香る油そば」や「辛旨まぜそば」では、パッケージに「アレンジ推奨!」と明記。SNSでは、卵やネギ、マヨネーズなどを加えたアレンジ投稿も広がっている。
背景には、「ぶぶか油そば」のアレンジレシピがSNS上で話題になったことがある。これをきっかけに、まぜそば系の即席麺を自分好みにアレンジして楽しむ習慣が定着しつつあるという。
多和氏は「お客さまには分かりやすいコンセプトが刺さる」と話す。商品数が多い中で「スープがおいしい」「麺量が多い」といった明確な価値を打ち出すことで差別化を図る考えだ。
4月28日には新商品「麺大盛り たらこ味焼そば」(228円)も発売した。多和氏は「今後も気温上昇が続く中で、汁なしの商品は伸長していくと考えている。売り場や品ぞろえも拡大していきたい」と意気込む。
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