2015年7月27日以前の記事
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ローソン、なぜ「具も汁もない」カップ麺が売れるのか “刺激×旨さ”がやみつきに(3/4 ページ)

ローソンで展開している「麺大盛り 魚介香る油そば」「麺大盛り 辛旨まぜそば」といった「汁なし・具無し」のカップ麺が好調だ。その背景について、担当者に聞いた。

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なぜ「汁なし」が人気なのか

 汁なしカップ麺の人気を支える大きな理由は、コスパの高さだ。

 ローソンの「麺大盛り」シリーズでは、汁あり商品の麺重量が90グラムなのに対し、「魚介香る油そば」や「辛旨まぜそば」では130グラム。価格は同じ198円だが、汁なしの方が麺の量が多い。

 物価高で節約志向が高まる中、コスパを重視する利用客から支持されているという。購入者の8〜9割は男性で、30〜40代が中心だ。夕方から夜にかけての購入が多く、おにぎりに加え「Lチキ」や「からあげクン」などの揚げ物商品と一緒に購入するケースも多いという。

 暑い時期はスープがない分、汁ありラーメンよりも食べやすい。こうした季節要因も、汁なし商品の人気を後押ししている。


ローソンの商品本部、飲料・加工食品部マーチャンダイザーの多和孝徳氏(出所:編集部撮影)

 大盛りそのものへの需要も大きい。ローソンでは、レギュラーサイズの焼そばカップ麺は販売が伸び悩んだ一方、大盛りにリニューアルしたことで売り上げが伸長した実績もある。

 ローソンの商品本部 飲料・加工食品部マーチャンダイザーの多和孝徳氏は「刺激とうまさが掛け合わさった商品は、やみつきになって再び食べたくなる。からさやニンニク、満腹感も刺激の一つ」と分析する。

 最近では、あえて高カロリー、高糖質、高脂質な食品を楽しむ「背徳グルメ」「ギルティ消費」も広がっている。発売1週間で出荷本数2000万本を突破したサントリーの新ブランド「ギルティ炭酸 NOPE」も、こうした消費傾向に着目して開発された。

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