なぜ外資は「高級ホテル」ではなくビジホを増やすのか 日本人の旅行スタイルに異変:スピン経済の歩き方(1/6 ページ)
外資系ホテルチェーンが相次いで日本にビジネスホテルをオープンしている。なぜこのタイミングでビジネスホテルなのか。その理由を探ると……。
スピン経済の歩き方:
日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。
本連載では、私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」をひも解いていきたい。
サラリーマンの安らぎの場「ビジネスホテル」で、外資の存在感が増している。
5月7日、世界各国でホテルチェーンを展開する米ホテル大手マリオット・インターナショナルが大阪市西成区にオープンした2ホテル「シティエクスプレス by マリオット大阪新今宮」「シティエクスプレス by マリオット大阪難波南」は、中価格帯ブランドで、平日に1人で宿泊した場合、スタンダード料金は9928円〜となっている。
タイのホテル大手センタラホテルズ&リゾーツが4月6日に開業した「センタラライフなんばホテル大阪」(大阪市浪速区)でも、平日に1人で宿泊した場合、1泊7137円(税別)〜となっている。
世界45カ国以上で展開する米国発のホテルチェーン「コンフォートホテル」も2018年頃には50店舗程度だったが、現在は99店舗まで増加。6月15日に「コンフォートホテル千歳」を開業するなど、拡大している。ちなみに、同ホテルは地域によっては1泊6000〜7000円台と、アパホテルやホテルルートインと比べて遜色のない手頃さだ。
では、なぜここにきて「外資ビジネスホテル」が増えているのか。よく言われるのは、「外資ならではの多角経営」だ。
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