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「1200円」の壁で苦戦? 値上げしても好調だった「ココイチ」に変化 2年連続で客数減のワケ(4/4 ページ)
壱番屋が運営する「カレーハウス CoCo壱番屋」の“客離れ”が進んでいる。値上げを繰り返しても好調だったはずが、なぜなのか。
値上げも値下げもできないココイチ
加盟店への卸売価格を下げ、商品価格を値下げして集客を図りたいところだが、ココイチは身動きが取りづらい状況にある。
近年は増収続きでも収益は伸びておらず、営業利益率は2024年2月期の8.6%から2026年2月期には7.2%に減少した。決算資料によると2026年2月期は物流費もかさんだという。一方、同じメニューでさらに値上げすれば客離れが加速する恐れがある。
筆者の所感だが、ココイチのカレーはトッピングや辛さの自由度が強みである一方、ルー自体のうま味や特徴は弱いように思える。松屋が期間限定のバターカレーを単品600〜800円台で提供する現在、具無しで同価格帯のココイチは割高である。
今後も客離れが進行する場合、ルーを改良・追加するなど、客が価格を受け入れられる施策が求められそうだ。壱番屋の親会社であるハウス食品グループ本社の開発力が問われる状況にある。
著者プロフィール
山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
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