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ジョブ型の流行には乗らない──カルビー、17年ぶりの人事制度刷新で気付いた現場の本音(3/3 ページ)

カルビーは4月、約17年ぶりとなる人事制度の抜本的な刷新に踏み切った。2年間にわたる労使の対話から生まれた“カルビーならでは”の人事制度は、どのように作られたのか。人見泰正・執行役員CHROと、人事戦略部の流郷紀子部長に話を聞いた。

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人事制度は「運用」が命

 「人事制度の肝は運用にある」と人見氏は話す。

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カルビー 人見泰正・執行役員CHRO(編集部撮影)

 トップダウン型で目標が「降ってくる」体制ではなく、本部長や部長から一般社員へと目標をカスケード(連動)させながら「この目標にはどういう意味があるのか」を上司と部下が対話を通じて共に考えるプロセスを組み込んだ。

 現場からは「大変だ」という声も上がるが、運用の重要性を理解した上での前向きな反応だと受け止めている。

 流行りに乗るのではなく、自社の強みである「地道な改善精神」を丁寧にすくい上げる形で整えていったカルビーの新しい人事制度。2年間にわたる対話を経て走り出した新たな仕組みが、同社の掲げる「全員活躍」をどう体現していくのか。現場を起点とした変革の真価は、これからの運用の中で試されることになる。

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