ファミマ、コーヒーに「LLサイズ」導入 オフィスで広がる“ちびだら飲み”需要狙う(2/2 ページ)
ファミリーマートが7年ぶりに「FAMIMA CAFE」のコーヒーマシンを刷新した。新たに大容量の「LLサイズ」も投入する。その狙いとは?
LLサイズを投入する狙いは?
FAMIMA CAFEでは6月2日から、新たに「LLサイズ」を導入する。容量はSサイズの約2.5倍で、「ブレンド」は320円、「アイスコーヒー」は370円で販売する。
導入の背景には、大容量飲料の需要拡大がある。物価高が続く中、1杯当たりの満足感やコストパフォーマンスを重視する消費者が増加しているという。
SHIBUYA109エンタテイメントが2025年12月に発表した2026年トレンド予測では「デカドリンク」がカフェ・グルメ部門に選出された。韓国や中国発の大容量ドリンク専門店が国内で相次いで出店しており、若年層を中心に大容量ドリンクを持った写真をSNSに投稿する人も増えている。
オフィスや移動中に飲み物を少しずつ長時間かけてちびちび、だらだらと飲む「ちびだら飲み」の習慣も広がっているという。大容量であれば、何度も飲み物を買いに行く手間を省ける「タイパ」の良さも支持される理由の一つだ。
実際にファミマでは「1杯で満足できる大容量サイズが欲しい」といった声が寄せられており、Lサイズの販売数は2021年比で129%に伸長。実験的にLLサイズを販売した店舗では、FAMIMA CAFE全体の売り上げが約8%増加した。
カップや備品のデザインも7年ぶりに刷新する。従来は「FAMIMA CAFE」のロゴを据えたシンプルでカフェらしいデザインだったが、新デザインでは白や黒のシンプルな背景に、ファミリーマートの頭文字である「F」を大きく配置した。ファミリーマートらしさをより強く打ち出す狙いだ。
新デザインをモチーフにした「タンブラー ファミマカフェ」(1500円)や「立体ラバーキーホルダー ファミマカフェ」(1400円)などのグッズも期間限定で展開する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「格安・大容量コーヒー」東京で1日1000杯爆売れ 韓国発カフェの緻密な戦略
2025年1月、虎ノ門に開業した韓国発のコーヒーチェーン「マンモスコーヒー」が好調だ。ランチタイムは行列ができる反響で、リピート率は約7割。10月には2号店も開業予定だ。大容量・低価格が特徴だというが、どんな店なのか。
ローソン、51%増量「盛りすぎチャレンジ」開催 「合わせすぎ」「濃すぎ」「酸っぱすぎ」も同時展開で差別化
ローソンは6月2日から「超ハッピーすぎ!チャレンジ」を実施する。価格据え置きで増量する「盛りすぎチャレンジ」に加え、「合わせすぎ」「濃すぎ」「酸っぱすぎ」など新企画を導入する。

