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中小企業の賃上げに「2倍の差」 何が明暗を分けた?(2/3 ページ)
中小企業で働く社員のうち、直近1年で賃上げがあったのは56.8%だった。その数字をさらに読み解くと、賃上げ実施率に2倍の差があることが分かった。どのような要因があったのか?
なぜ「評価されていない」と感じる?
評価されていないと感じる理由を聞くと、人事評価制度と経営計画が両方ともない企業では「評価基準がブラックボックス化(不透明)しているから」(48.7%)が、両方とも運用している企業(26.3%)を上回った。評価基準が定まっていないことが、社員の不信感につながっている様子がうかがえる。
会社が期待する役割や目標を「理解している」の割合も、両方とも運用している企業では76.0%だったのに対し、両方ともない企業では38.0%にとどまった。制度や計画がない企業では、会社の方向性や自分の役割を見失っている社員が多いようだ。
社員の育成が十分に行われていると感じるかを聞いたところ、「十分に行われている」とした割合は、両方とも運用している企業で41.0%、両方ともない企業では14.0%だった。
育成されていないと感じる理由については「会社として明確な教育・研修プログラムがないから」(54.1%)が最も多く、以降「日々の業務が忙しく、育成や指導の時間が確保されていないから」(41.7%)、「上司や先輩に指導力やマネジメント力が不足しているから」(40.0%)と続いた。
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