ニュース
ナフサ供給不安、企業の85%に影響 中小企業では3割超が在庫積み増し:東京商工リサーチ調べ(3/3 ページ)
東京商工リサーチが、ナフサ供給に関する初の調査を実施。「調達量と価格のいずれか、または両方に支障がある」と回答した企業は85.0%に達した。
政府判断の支持・不支持は分かれる
政府は5月、「6月に必要な原油を確保できる見通しが立つことから、第3弾の国家備蓄放出はしない」と公表したが、企業はどのように受け止めているのだろうか。
政府の判断に「ある程度支持する」(23.8%)、「あまり支持しない」(13.4%)、「全く支持しない」(8.7%)だったが、最多は「どちらともいえない」(47.4%)だった。
調査結果を受け、東京商工リサーチは「ナフサなど化学製品の供給不安は、幅広い産業に広がっている。政府は、ナフサ不足は『供給の偏り』や『流通の目詰まり』が原因と説明するが、(中略)特に、中小企業で在庫の積み増しに動いていることが分かった」とコメントした。
本調査は2026年6月1〜8日、インターネットで実施。有効回答は6788社。資本金1億円以上を大企業、1億円未満(個人企業を含む)を中小企業と定義した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「残クレアルファード」はこうして広まった マイルドヤンキーとトヨタの“最適解”
トヨタの高級ミニバン、アルファードが人気を維持している。当初から突出して人気だったのではなく、3代目モデルのインパクトのある顔つきでヒットした。さらに、残価設定クレジットによって地方の若者にも手が届くようになり、長期的な人気につながっている。
「JALとANA」どこで違いが生まれたのか? コロナ禍を乗り越えた空の現在地
インバウンド需要が旺盛で、日本の観光業界が盛り上がりを見せています。では、航空会社の業績はどうなっているのでしょうか。JALとANAの決算をベースに分析したところ……。