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セブン「スムージー半額騒動」の背景 若者はなぜコンビニから離れたのか:スピン経済の歩き方(4/7 ページ)
「コンビニ離れ」が加速する中、10代をターゲットにしたと思われるセールを打ち出してきたセブン-イレブン。店舗数を伸ばすドラッグストアの戦略を見てみると……。
ドミナント戦略の成功事例
ドミナント戦略とは、特定エリアに店舗を集中的に出店し、配送コストの削減と地域シェアの拡大を図る戦略だ。セブン-イレブン創業の立役者である鈴木敏文氏は「競争力は突き詰めるとドミナント戦略に行き着く」と語っており、その方針は現在も受け継がれている。
ドミナント戦略を本家・セブン以上に進めているのが、ドラッグストアだ。代表例は、ドラッグストアコスモスを運営するコスモス薬品だ。経営の柱に「高密度ドミナント戦略」を掲げる同社は、公式サイトで次のように説明している。
- コスモス薬品のビジネス戦略に学ぶ新規開業クリニックの差別化戦略(コスモス薬品の公式Webサイト)
コンビニエンスストアと同様、特定地域に集中的に店舗を展開するドミナント戦略をとっています。1kmから2kmの圏内に大型店を高密度に展開し、小商圏内を面で埋め尽くすことで、圧倒的なシェアを獲得することを目指しています。このように同一エリアへ集中的に出店することにより、配送コストの低減や販売促進コストの削減というメリットもあります。そしてインクがじわじわ染み出すように少しずつ、強力な店舗網を拡大しています。
実際にコスモス薬品は、2021年5月には1130店舗だったが、2025年5月には1609店舗となった。4年間で479店舗増加した。毎年100店舗を超えるペースでドミナント戦略を続けている。
こうした企業が成長すれば、ライバル各社も同様の戦略を取らざるを得ない。ウエルシア薬局は、2021年2月末の1899店舗から2025年2月末には2243店舗へと増加し、4年間で344店舗増えた。
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