客単価が約1.5倍! なぜディズニーは高価格路線にかじを切ったのか 「夢の国」から遠のく未来のファン(1/5 ページ)
オリエンタルランドの株価が低迷している。2025年度の売上高は過去最高を更新したのに、なぜなのか。将来のディズニーを支える「ある属性」の減少についても触れながら、近年の業績を振り返る。
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著者プロフィール
山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの2025年度の売上高は、前期比3.7%増の7045億円で、過去最高を更新した。近年の値上げで1人当たりの客単価が上がり、増収につながった。
だが、株価は低迷している。2023年度に5500円超えのピークを2度迎えたものの、2024年度から減少し続け、現在はピーク時から半分以下の2500円前後を推移している。人件費などのコスト増による減益が、投資家の懸念材料となっているようだ。
近年の来園者数を振り返ると、値上げの影響で「ある属性」の来園者数が減少している。この属性は将来のディズニーリゾートを支える存在だ。その減少は、株価が示唆するように将来の業績悪化をもたらすかもしれない。
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