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オリエンタルランド株復調の兆し? 低迷脱出のカギは「値上げ」ではない(2/3 ページ)
オリエンタルランドの、次の成長のけん引役はどこにあるのか。その答えは「パークの外」にある。
見落とされがちな成長エンジン
いま、ディズニーの映画がことごとく当たっている。
『ズートピア2』は世界興行収入15億ドル(約2400億円)超を記録し、『アナと雪の女王2』を抜いてウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ史上最高の世界興収を記録した。
2026年に入っても勢いは続き、『トイ・ストーリー5』も最速ペースで興行収入を積み上げるとともに、スター・ウォーズの新作『マンダロリアン・アンド・グローグー』も公開された。ディズニー作品は2025年の世界興収が65億ドルを突破し、3作品が10億ドル超を記録する“当たり年”を迎えている。
ディズニー映画の好調はオリエンタルランドにとって、単なる“親戚”の話ではない。
テーマパークの集客とは、本質的に「そのキャラクターに会いたい」という動機の集積だ。その動機を新たに生み出すのは、ディズニーの場合は映画に他ならない。
映画がヒットすれば、新規アトラクションやエリアの投資対象になり、その新規性と話題性が「もう一度行きたい」という理由をつくる。また、限定グッズという高採算の物販需要も生む。
IPのヒットは、テーマパークの物理的なキャパシティーの天井に左右されない新たな価値を、テーマパークに供給するのである。
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