連載
なぜ、ドンキは「ロピア」「オーケー」「トライアル」を目の敵にするのか 打ち出した「LOT作戦」の全貌(3/5 ページ)
ドンキが競合各社を名指しした「LOT作戦」を始めた。その意図は何なのか?
競合対策のカギは新規出店と新業態開発
大手スーパーは、いずれも競合対策を実施しています。
一つは価格、もう一つが出店です。資金力のある企業はこれを同時に進めています。
現在、大手流通業各社の主な戦略は、明らかに「新規出店・新業態開発」です。
店舗数をいかに全国各地に広げられるかが、重要な競合対策になってきたことを示しています。関東を中心に店舗網を広げてきた企業は関西へ、九州や関西、中部を地盤にしてきた企業は関東へと、その商圏を広げるためのM&A、新規出店、業態転換を進めています。
新規出店と同時に新業態を開発し、新たな客層を開拓しようという動きも見られます。
日本全国に食品スーパーの出店空白地帯がほとんどなくなってきている中で、すでに競合他社が出店している地域に本格的に参入を始めているのです。
まさに「スーパー戦国時代」と言えるでしょう。この戦国時代に、競合を名指しして新規出店を拡大しようとしているのがPPIHであり、その取り組み名が「LOT作戦」なのです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
PPIH、「スーパーみたいで、スーパーじゃない」新業態発表 ドンキの兄弟分として展開、狙いは?
PPIHが食品強化型の新業態「驚楽の殿堂 ロビン・フッド」を発表した。1号店を4月24日、愛知県あま市にオープンする。
ドンキの買収で復活できるか? 関東スーパーの雄「オリンピック」が凋落してしまった根本原因
ドン・キホーテなどを運営するPPIHが4月、「オリンピック」などを展開するOlympicグループを買収すると発表した。近年Olympicグループは経営不振にあえいでいた。関東圏のローカルスーパーだったオリンピックは、なぜ凋落してしまったのか。
