「暑すぎて外出したくない!」 ローソンのデリバリー売り上げ4割増 コンビニならではの勝ち筋とは(2/2 ページ)
記録的な猛暑を背景に、ローソンのデリバリー事業が好調だ。売り上げは前年同期比約4割増となり、新サービスやゴーストレストランの展開も進む。
デリバリーで最も売れているのは?
6月のUber Eatsを通じた販売実績では、売れ筋商品1位は揚げ物などの「フライドフーズ」、2位は「ソフトドリンク」、3位は「デザート」、4位は「洋酒・酎ハイ」、5位は「米飯」だった。
フライドフーズは食事のおかずや酒のつまみ、パーティーシーンでのまとめ買いなど、幅広い時間帯で購入されている。デザートは他の食品や飲料と一緒に「もう1品」としてカートに追加されやすいという。この他、「急に必要になったが買い物に行けない、行きたくない」という緊急需要に対応して豆腐や納豆などの「日配食品」も売れているそうだ。
デリバリーの利用シーンは体調不良で外出できないときや、育児や仕事で買い物に行けないときのほか、家飲みやホームパーティーでの追加注文など幅広い。特に都心部では「15〜30分程度で届けてほしい」という即時配達ニーズが定着しているという。遅い時間の食事や深夜の家飲み需要に加え、風邪薬や栄養ドリンクなど急な体調不良時の利用も目立つ。
一方、郊外ではスーパー閉店後や、店舗が遠い地域での日常的な買い物手段として利用されているという。飲料や冷凍食品、日用品のストック需要もある。
8月には、新たなプラットフォームとしてデリバリーサービス「ロケットナウ」を神奈川県内の1店舗で先行導入する予定だ。
塩野氏によると、ロケットナウはこれまでデリバリーを利用してこなかった人の利用が比較的多く、従来とは異なるユーザー層を取り込める可能性があるという。今後は各サービスの利用者層を見極めながら、導入拡大を検討する考えだ。
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