管理職の約9割がプレイヤー兼務 「管理職は罰ゲーム」なのか、増える負担の実態
日本経営協会が実施した調査によると、部下を持つミドルマネジャーの約9割がプレイヤー業務を兼務していた。「管理職は罰ゲーム」と言われることもあるが、実際にどのような負担があるのか。
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企業や自治体の経営支援などを手掛ける日本経営協会(東京都渋谷区)は「日本のミドルマネジャー意識調査」を実施した。その結果、部下を持つ課長級、次長級、部長級のミドルマネジャー層のうち、「マネジメント業務に専念できている」人は13.2%にとどまり、86.8%が「プレイヤー業務を兼務している」ことが分かった。
仕事全体に占めるマネジメント業務の割合が「7割以上」と回答した人は、民間企業などでは39.0%、行政・自治体では50.0%だった。
3年前と比べて業務負担が「増えた」と回答した人は51.0%に上った。負担が増えた業務としては「コンプライアンス意識・行動の徹底」(54.4%)が最も多く、「ハラスメントへの対処」(47.1%)が続いた。
仕事上の悩みでは「部署の人材不足」(50.3%)、「プレイヤー業務の過大」(23.9%)が上位だった。
管理職になった経緯について「昇進を希望した」と回答した人は21.0%にとどまった。最も多かったのは「特に希望するのではなく、流れの中でなった」(47.1%)だった。
一方、管理職としての仕事については「充実感が十分ある」と「それなりにある」を合わせると70.5%に達した。
今後も管理職として働き続けるために必要なことは「生活(プライベート)の安定」(39.9%)、「仕事に対する正当な評価・報酬」(39.0%)が上位だった。
本調査は2025年10月29日〜11月5日、部下を持つ課長級、次長級、部長級のミドルマネジャー539人を対象に、インターネットで実施した。
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