2015年7月27日以前の記事
検索
連載

「ほんだし」炎上の本質 消費者が怒ったのは「AIの使用」ではなく「自社商品への愛のなさ」だ(1/3 ページ)

味の素の「ほんだし」X画像炎上は、単なるAI使用や技術精度の問題ではない。本質は、自社の顔であるパッケージ崩れを見過ごした「商品と顧客へのリスペクト欠如」だ。AI時代に企業広報が守るべき境界線を解説する。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

視聴無料・LIVE配信:
無料セミナー「ROI視点で考える本気のAI PC選定」開催!

photo

  • 開催日:8月28日(金)
  • 形式:オンラインセミナー
  • 参加費:無料

 味の素の公式Xアカウントが投稿した画像で、商品のラベルや文字がぐにゃりと崩れ、同社が謝罪する事態となった。企業広報におけるAI利用がリスクにもなる現状において、企業はどこまで画像処理をAIに任せてよいのだろうか。


AIによる加工で「ほんだし」の文字が歪んでいる(出所:「味の素パーク」公式X)

 8月14日、「味の素パーク」公式Xは、顆粒調味料「ほんだし」を使ったレシピを画像付きで紹介した。しかし画像内の商品ラベルや文字の一部が崩れており、XではAI使用を疑う指摘が相次ぎ「自社製品なら写真を撮ればいい」「崩れたまま公開して何も思わなかったのか」と批判が相次いだ。

 これらの指摘を受け、同アカウントは16日、実写写真の明るさや背景をAIで変更した結果だと説明。確認不足を謝罪し、再発防止に努めるとした。

 それでもなおバッシングは収まっていない。しかし筆者には、これが単なる「技術的なミス」への批判には見えないのだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る