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「ほんだし」炎上の本質 消費者が怒ったのは「AIの使用」ではなく「自社商品への愛のなさ」だ(3/3 ページ)
味の素の「ほんだし」X画像炎上は、単なるAI使用や技術精度の問題ではない。本質は、自社の顔であるパッケージ崩れを見過ごした「商品と顧客へのリスペクト欠如」だ。AI時代に企業広報が守るべき境界線を解説する。
AI時代に問われる「手触り」
今回の件から企業が学ぶべきは、「AIを全面禁止にするか否か」という極論ではない。
商品名やラベルといったブランドの根幹をなす意匠については、勝手に変更させないプロンプトの設計や、生成後の厳重なチェック体制が不可欠だ。そしてその確認には、単なる画像制作者だけでなく、ブランドの価値を背負う担当者の介在が欠かせない。
境界線は「AIか、非AIか」ではない。商品にとってゆずれない価値と、それを選ぶ消費者への敬意を守れているかどうかだ。どれほどAIで作業を効率化できたとしても、自社の商品と、その先にいる人々へ向ける眼差しまで手放してはならない。
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