コラム
AIで「ウチの子」がそっくりフィギュアに DMMが売っていたのは“思い出”だった:「次の駅まで」に読めるハナシ(2/2 ページ)
スマートフォンで撮ったペットの写真から、AIと3DプリンターでフィギュアをつくるDMM.comの「ちょこんとフィギュア」。累計制作数は1万体を突破した。購入目的の約半数が、亡くなったペットをしのぶためだったという。
1日300件を超える注文
では、写真1枚からどうやって“ウチの子”を再現しているのか。
まず、AIが写真から3Dモデルを生成する。ただ、すべてをAIに任せているわけではない。専門スタッフが「ちゃんとこの子に見えるか」を確認し、違和感があれば修正する。人が修正を加えるケースは、約1割だという。
顔と全身がはっきり写っている写真ほど、再現しやすい。体とモノが重なっていたり、寝転んでいて全身が分かりにくかったりすると、仕上がりの精度が落ちる。
ちなみに、魚や虫など細かな形が多い生き物は、3Dデータをつくれても、実際にはうまく形にできないことがあるそうだ。
サービス開始直後には1日300件を超える注文が入り、出荷が追いつかないほどだった。その後、生産体制を見直し、現在は1カ月程度(最短2週間)で届けられるようになった。
「ペットの姿をフィギュアにしたい」のか。それとも「大切な思い出を手元に残したい」のか。どうやらDMM.comが売っていたのは、ペットのフィギュアだけではなかったようだ。
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