「コンビニの仕事は厳しい」「早期離職」を防げ ファミマが大胆にユニフォームを刷新したワケ(2/2 ページ)
ファミリーマートが、約10年ぶりに店舗スタッフのユニフォームを刷新する。合わせて、髪色やユニフォームの着こなしなどに関する新たな身だしなみ基準も導入する。
採用を強化、アルバイト応募でファミペイプレゼントも
採用を強化するため、9月1日からアルバイト・パート求人募集サイト「ファミJOB」をリニューアルする。現役スタッフによる新ユニフォームの着こなし紹介や、仕事のリアルを伝えるインタビュー記事など、コンテンツを充実させる。
店舗に行かずに面接できる「録画面接」や「Web面接」も新たに導入する。スタッフの教育に使う「動画学習コンテンツ」は、これまでの20本から70本に大幅に拡充する。何度でも自分のペースで学べるようにし、教える側の負担軽減につなげる。
採用強化の一環として、9月12日からインセンティブ施策「ファミマではたらく?ウェルカムポイントキャンペーン」を実施する。ファミJOBから応募した求職者を対象にアンケートを配信し、回答者全員に200円分のファミペイギフトコードを付与する。さらに面接に参加した場合は、アンケート回答者の中から抽選で500円分のファミペイギフトコードをプレゼントする。採用に関するこうしたキャンペーンは、ファミマとして初めてだという。
背景には、人材減少に伴う労働力不足がある。ファミマによると、加盟店の約30%が「人手不足」に悩んでいるという。また、同社の離職者のうち約40%が半年以内に退職しており、そのうち57%が入社から2カ月以内に早期離職していた。
新ユニフォームや身だしなみ基準の見直し、採用・教育施策などを通じて働きやすい環境を整え、2025年度比で150%の応募数を目指す。
ファミマの小谷建夫社長は「コンビニの仕事は厳しい、大変だと語られることもある。私たちはその現実と向き合いながら、コンビニで働くことをもっと楽しく、誇りに感じてもらえるよう、環境づくりやワクワクするアクションを届けていきたい」と意気込んだ。
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