「仕事に短パン」が当たり前に? 企業や自治体で広がる「短パンOK」の事情:週末に「へえ」な話(2/4 ページ)
「ハーフパンツで出社OK」という企業や自治体が少しずつ増えている。猛暑を背景に、短パン勤務を解禁する一方、色や着用場面などのルールを設けるケースも。仕事着の常識は、ネクタイに続いてズボンまで短くなるのか。
オープンハウスも「短パンOK」
さらに広がりを見せているのは、短パンを認める場面が「社内勤務」にとどまらないことだ。
住宅の設計や販売などを手掛けるオープンハウスは、6月18日から、福岡県内の6つの営業センターで、約30人の社員を対象に短パン勤務を解禁した。対象となるのは、新築戸建ての仲介を担当する社員だ。
同社ではこれまで、顧客からどう見えるかを重視し、スーツ着用を基本としてきた。ところが近年、記録的な猛暑が続いていることから、暑さ対策として服装を見直すことに。まず、営業部門の社員が駅前などで通行人に声をかける「街頭営業」では、ポロシャツの着用を認めた。さらに今回、短パンも解禁した。
もっとも、何でも自由というわけではない。短パンの色は黒に限定。今回は福岡地区でのお試しということもあり、まずは様子を見ることに。今後、猛暑がさらに厳しくなれば、来年以降は他の色も認める可能性があるという。
身だしなみは営業センターの所長がチェックし、規定に反する場合は指導が入る。ちなみに、クルマで顧客を案内するときはスーツに着替えているそうだ。
最初は戸惑う社員もいたが、慣れてくると「動きやすく快適」と好意的な反応が多いという。
こうした動きは企業だけではなく、自治体にも広がっている。東京都は、都庁職員の短パンでの勤務を認め、「東京クールビズ」として、TPOに応じて快適性を重視した服装を呼びかけている。
Tシャツや短パン姿で働く職員の様子も公開され、話題になった。実際に短パン姿で出勤した職員からは、読売新聞の取材に対し、「少し勇気が必要だったが、とても快適で仕事の能率も上がりそう」との声も聞かれた(関連リンク)。
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