コラム
「仕事に短パン」が当たり前に? 企業や自治体で広がる「短パンOK」の事情:週末に「へえ」な話(4/4 ページ)
「ハーフパンツで出社OK」という企業や自治体が少しずつ増えている。猛暑を背景に、短パン勤務を解禁する一方、色や着用場面などのルールを設けるケースも。仕事着の常識は、ネクタイに続いてズボンまで短くなるのか。
短パンは定着するのか
企業や自治体で広がり始めた「短パンOK」。とはいえ、「短パンなら何でもあり」というわけではない。色や着用する場面など、最低限のルールを設けた上で、TPOに応じた服装を求めている。
「仕事中=長ズボン」という常識は、そう簡単には崩れそうにない。ある紳士服メーカーで働く人に聞くと、「弊社では今年から短パンを販売しています。しかし、社内のルールで、職場での短パンはNGですね」とこぼしていた。
考えてみれば、ネクタイも似たような道をたどった。政府がクールビズを打ち出したのは、2005年のこと。「ネクタイを外してもいいですよ〜」と呼びかけても、すぐには定着しなかった。
当時、筆者が取材していると、話を聞いている間はネクタイを外していたのに、写真撮影になると「あっ、ちょ、ちょっと待って」と言って、ポケットからネクタイを取り出す人もいた。そして、慌ててワイシャツに締める。そんな場面を何度も目にしてきた。
いまはまだ、「仕事中に短パン?」と違和感を覚える人も多いはず。でも数年後には、「昔は真夏でも長ズボンで働いていたなあ」と笑いながら話す日が来るかもしれない。
そのころには「革靴も暑いよなあ。ビーサンもOKにしよう! ただし、色は黒ね」なんて話になっているかもしれない。
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