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店長年収「最大2000万円」の効果は? 丸亀製麺・トリドールが増収も大幅減益となった背景小売・流通アナリストの視点(2/5 ページ)

第一四半期決算で大幅減益となったトリドールだが、業界大手の不動の地位を手に入れる可能性がある。それはなぜなのか?

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丸亀が成功したワケとは

 主力事業の丸亀が成功したのは、ロードサイド(幹線道路沿い)のセルフうどんモデルを確立したことが大きい。

 それまでも、いわゆる立ち食いそばやうどんチェーンは数多く存在した。しかし、昼中心の低単価業態のため、人が多くて回転率を上げやすい駅前や繁華街に出店するのが常識だった。

 その中で、丸亀は店舗コストの安い郊外でも集客できる独自モデルの開発に成功した。ライバルとされる吉野家グループの「はなまるうどん」の出店場所はほとんどが駅前や繁華街の商業施設内であり、ロードサイドは開拓できていない。はなまるうどんは出店の立地が限られていることもあり、売上高330億円ほどにしか成長できていないのである(図表3)。


図表3。はなまるうどんは丸亀ほど成長できていない(筆者作成)

 丸亀は郊外の広い店舗の真ん中にオープンキッチンを置き、うどんを生地から打ってゆで、天ぷらをその場で揚げて、ライブキッチンとして見せてエンタメ化した。この出来たて感により、ロードサイドでも多くの人が来店する店となった丸亀は、地方や郊外への出店を加速させた。その結果、約900店舗、売上高1370億円のうどんチェーンへと成長したのである。

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