ファミマ、10年ぶり「新型レジ」導入 有人・セルフを1台に集約、どう変わったのか(1/2 ページ)
ファミリーマートが10年ぶりにPOSレジを刷新する。店舗の人手不足が課題となる中、レジ業務の効率化を進める狙いだ。新型レジにはどのような工夫を盛り込み、店舗の働き方をどう変えようとしているのか。
ファミリーマートは9月3日、10年ぶりとなる新型POSレジを9月から本格導入すると発表した。2027年2月末までに全国の店舗への設置を完了する予定だ。レジ関連業務を1日当たり2割削減することを目指す。
新型POSレジは、店員側と客側にタッチパネル式のディスプレイを備え、店員が対応する「有人モード」と、客自身が操作する「セルフモード」を1台で切り替えられる。
これまでのファミマでは、有人レジとセルフレジを別々の端末として設置していた。セルフレジは全体の約4割の店舗に導入している。今回、両方の機能を1台に集約した新型POSレジに置き換え、全国で約3万7000台を設置する。
ピーク時は有人モードで対応
客数が増えるピーク時間帯や、公共料金の支払い、お酒やたばこ、レジ横のホットスナックなどの購入といった、スタッフの対応が必要な場合は有人モードを使う。これまでの有人レジ同様に商品のスキャンは店員が行う一方、決済手段は客がタッチパネルで選ぶ方式に変更した。
決済にはNECの次期決済端末を導入した。電子マネーやクレジット、バーコード決済など約40種類のキャッシュレス決済サービスに対応する。
客が現金を投入すると、お釣りが自動で払い出される「自動釣銭機」も導入した。お釣りの渡し間違いを減らし、レジ対応の正確性を高める。レジから現金を取り出しにくくすることで防犯対策にもなる。店員が現金に触れる機会も減るため、食品を扱う際の衛生面の向上にもつながる。
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