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AIに「全部よろしく」で迷走? うまく使う人が実践する「仕事の分け方」頭のいい人がやっている「じぶんAI」構築術(1/3 ページ)

AIに「一発で全部やって」と頼むと、かえって修正ややり直しが増えてしまうことも。AIを使いこなすには、仕事を細かく分解し、段階的に指示することが重要だ。効率と精度を高める「タスク分解」の方法を紹介する。

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この記事は、書籍『頭のいい人がやっている「じぶんAI」構築術』(熊谷基継/クロスメディア・パブリッシング)に、編集を加えて転載したものです。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。


 AIをうまく使えない人の特徴として、とても多いのが1回の指示で全部AIにやってもらおうとするというパターンです。

 確かにAIは高性能で、多くの項目を同時に処理することができます。しかし、複雑なタスクを1回のプロンプトで完璧に仕上げてもらうことは、現状、ほとんどの場合うまくいきません。

 AIが苦手なのは、タスクの構造が見えていない状態で、一気に完成形を要求されることなのです。


(出典:ゲッティイメージズ)

実は、人間でもAIでも「いきなり全部」は無理がある

 例えば、あなたが誰かに仕事を依頼するときを考えてみてください。

 「いまから市販のゲームと同じレベルのゲームを一つ作って。プログラミングも全部よろしく」

 そう言われたらどうでしょう?

  • どんなジャンル?
  • ストーリーは?
  • 登場キャラは?
  • 操作方法は?
  • 画面構成は?
  • どんなユーザー向け?

 すべてがあいまいなままでは作りようがありません。AIも同じで、全体像があいまいなまま「完成形」を求められても、正確に動けません。

 例に挙げたように、「市販されているゲームを開発して」とAIに言っても、AIは絶対にいきなり完成形のプログラムを返しません。必要な前提情報が整理されていないから返せないのです。

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