2015年7月27日以前の記事
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ユニクロは絶好調なのに、なぜ国内の店舗数は減っているのか ロードサイドや商業施設内の「標準店」からシフトするワケ(3/5 ページ)

ユニクロが、都市部に集中的に旗艦店を出店する戦略を採用することを発表した。ユニクロは国内の店舗数こそ減らしているものの、売り上げは大きく伸ばしており、世界第2位のアパレル企業にまで成長している。なぜこのタイミングで、旗艦店を増やす戦略にかじを切ったのか。

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国内の旗艦店を現在の2倍に増やす

 ユニクロは商業施設やロードサイドなどに出店してきた標準店の出店を抑え、今後は都市部に集中的に出店し、10年以内をめどに旗艦店舗を現状の2倍となる20店舗程度に拡大すると発表しました。

 すでにユニクロは売り場面積約1000坪の「グローバル旗艦店」を、東京の銀座や大阪の梅田などに出店しています。


ユニクロ銀座店(筆者撮影)

 ユニクロの出店フォーマットを整理すると、大きく4パターンに分かれます。

 国内で圧倒的に多いのは、「標準店」と呼ばれる売り場面積250坪程度の店舗です。主にロードサイドやショッピングセンター、駅ビルなどにインショップ形式で出店し、店舗網を拡大させてきました。駅構内や地下街などの小さな店舗も展開しています。

 これを今後は500〜1000坪の大型店(旗艦店やグローバル旗艦店)の出店にシフトし、商業施設などへの標準店出店は抑える意向です。海外で成功してきた旗艦店タイプの出店フォーマットに、国内の出店戦略も変えていくことになります。


ユニクロ出店店舗フォーマット(筆者作成)

 ユニクロの旗艦店は、各都市の一等地や地域を代表する通りなどに出店しています。ロゴを店頭に配置し、ガラス張りの外観で統一。店舗前の通行客にアピールできる路面店中心のフォーマットです。店内には、什器の上に何体も並べたマネキンや、派手なデジタルサイネージを設置しています。地域のカラーを打ち出したディスプレイなどでユニクロの世界観を演出しているのも特徴です。


マネキンが何体も並ぶユニクロ米・SOHOニューヨーク店(筆者撮影)

 商品面では地元企業とコラボしたTシャツの販売や地元アーティストなどとのコラボ作品、店によってはお直しサービスを設けるなど、旗艦店ならではの体験型サービスも導入。ユニクロのフルラインアップをワンストップで体感できる店舗となっています。

 同社は「今後は旗艦店を広げていく」と述べています。今後出店する店舗が、全てグローバル旗艦店のようなフルラインアップになるかは未定ですが、大型店が日本に増えてくることは間違いなさそうです。

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