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「電話とFAX」が残る葬儀業でDX 葬儀・火葬・墓が変わり始めた事情:スピン経済の歩き方(4/6 ページ)

電話やFAXが主流だった終活産業にもDXの波が到来している。AIで故人を再現するサービスやWeb完結型の墓販売など、デジタル化は葬送文化をどう変えるかーー。

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「前方後円墳」を再現したお墓が人気

 霊園業界でもDXが進んでいる。お墓を買うときは一般的に、電話やメールで問い合わせをして、現地を見学。その後に墓石業者とも同じようなやりとりを経て、どのようなお墓にするのか打ち合わせをして注文する。ある意味で、家を買うときと同じくらいの手間がかかる。

 それをDXによって、劇的に変えたのが、明治天皇の玄孫(やしゃご)として知られる、前方後円墳(東京都港区)の代表取締役を務める竹田恒泰氏である。本連載で2025年に取り上げたが、竹田氏は現在、「前方後円墳」を再現したお墓を手掛けている。これまでに千葉県、香川県、大阪府、宮城県で4基の古墳墓が完成・販売されており、いずれも人気を集めている。


日本古来の前方後円墳を忠実に再現した樹木葬「古墳墓(こふんぼ)(出典:前方後円墳のプレスリリース、以下同)

 詳細については以下の記事を読んでいただきたいが、今回のエンディング産業展で注目されたのが、竹田氏が「DXによって霊園ビジネスの従来のあり方を変えた」ということだ。

 というのも、実は竹田氏が売る前方後円墳のお墓は「Web経由」でしか購入できない。

 もちろん、現地で実際に前方後円墳型のお墓を見学することはできる。竹田氏自身による説明会は満員になることが多いという。しかし、そこで「買いたいので契約したい」と伝えても、担当者は「では、ご自身のスマホかPCでお願いします」と案内する。対面で契約書を交わすことはないのだ。

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