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アウディ、500馬力ディーゼル搭載の「R8 V12 TDI コンセプト」を発表:+D Style News
アウディAGが12気筒ディーゼルエンジンを搭載した「R8 V12 TDI コンセプト」を発表。500馬力ものハイパフォーマンスと環境性能の両立が特徴だ。
アウディAGは、アメリカのデトロイトで開催されている北米自動車ショー(デトロイトモーターショー)で、ディーゼルエンジンを搭載したコンセプトモデル「R8 V12 TDI コンセプト」を発表した。
2007年9月に日本でも販売を開始した「R8」をベースに、6リッターの12気筒ディーゼルエンジン(TDI)を搭載したハイパフォーマンスカー。ル・マン24時間レースで2年連続の優勝を果たした「R10」のTDIエンジンの技術を取り入れ、500馬力の実力を持つ。0-100キロ加速は4.2秒。
動作性能に加え、環境性能も高い。酸化触媒・DPF(粒子状物質除去装置)・尿素水溶液タンクからなるシステムで窒素酸化物を窒素と水とに分解し、排ガスをクリーンにする。これにより2014年施行予定の欧州排出ガス規制である“ユーロ6”の基準をすでに満たしている。
同社は2008年からユーロ6やアメリカの厳しい法規制をクリアするTDIエンジンを市販車に導入していく。
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