オリエント、最高峰腕時計「ロイヤルオリエント」を一新:+D Style News
オリエント時計は、機械式腕時計のフラッグシップ「ロイヤルオリエント」シリーズをリニューアルすると発表した。パワーリザーブ表示機構を備えた新ムーブメントに加え、新たなロゴを採用する。
オリエント時計は、機械式腕時計の最高峰シリーズ「ロイヤルオリエント」シリーズをリニューアルすると発表した。“時の記念日”とされる6月10日から、「ロイヤルオリエント フラッグシップモデル」2種を販売する。価格はともに42万円。
ロイヤルオリエントは、1959年に当時のフラッグシップモデルとして登場した「ROYAL ORIENT」の名を継承する新ブランドとして、2004年12月に第1弾が発売された。「人の温もりの感じられる時計」や「末永く愛用できる時計」といったテーマで、構造、素材、アフターサービスにいたるまで最高峰のこだわりを込めたモデルとして展開している。
同社最高位モデルとしては初となる、新開発のパワーリザーブ表示機構搭載ムーブメントを使用した。またロゴマークを「R」と「O」を組み合わせた王冠型のデザインに変更。今後のロイヤルオリエントシリーズにも採用していく。
デザインは、文字盤中心部から周辺に向けて緩やかな曲面を描くボンベ型文字盤を採用し、柔らかな雰囲気を演出。また中央部には格子状の模様を施し、その周囲にコイン縁の模様を巡らせて、高級感を際立たせている。また、裏蓋のシースルーバックからは美しく仕上げられたムーブメントを見ることもできる。
従来のモデルと同様に、バンド、風防ガラス、ベゼル、ケースを分解できる構造を持ち、部品の交換など幅広いメンテナンスに対応する。アフターサービスに関しては、2年保証と2年後の無料点検が付く。
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