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アウディ、2010年にディーゼルエンジンのSUV「Q7 3.0 TDI」を導入:+D Style News
アウディのSUV「Q7」のラインアップに、2010年からディーゼルエンジンモデルが追加される。世界トップクラスの排ガス規制「ポスト新長期規制」をクリアする環境性能を持つ。
アウディ ジャパンは9月10日、環境性能に優れたディーゼルエンジンを搭載したSUV「Q7 3.0 TDI」を、2010年から日本に導入すると発表した。同モデルの導入以降もディーゼル車のラインアップを順次拡大し、2015年には同社の全販売台数の10%を占める見込み。
Q7 3.0 TDIには、超低排出ガスシステム付きのTDIエンジン“ハイパフォーマンス・ウルトラ・クリーン・ディーゼルエンジン”に6速ティプトロニックが組み合わされる。新エンジンは、ピエゾインジェクターを使用したコモンレール式燃料供給システムや、センサーによる燃焼プロセスの精密な管理などにより、燃焼効率を向上させ一次排出物質を削減。さらに、アドブルー(尿素の水溶液)を利用した排ガス浄化システムで、窒素酸化物を最大90%除去する。
これにより、世界でもトップクラスの厳しさを持つ日本の排ガス規制「ポスト新長期規制」(2009年導入予定)をクリアする環境性能を実現した。アメリカの「LEV II BIN 5」や、2014年にヨーロッパで採用予定の「EU6」もクリアする見込み。「環境問題への解答のひとつとして、ディーゼル・エンジンが高い可能性を持っている」(同社ドミニク・ベッシュ社長)
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