日産自動車は12月8日、スポーツカー「NISSAN GT-R」のエンジン出力や燃費などを改良し、発売した。グレード別の価格は、「GT-R」が861万円、「GT-R Black edition」が882万円、「GT-R Premium edition」が924万円。
今回発表されたNISSAN GT-Rは、エンジンの製品精度に加え、コンピューター制御の精度も向上させたモデル。エンジン出力を従来の480馬力(353kW)から、485馬力(357kW)まで引き上げつつ、燃費性能を従来の1リッターあたり8.2キロから、8.3キロまで高めた。
また、フロントバネレートを上げるなどサスペンションセッティングを改良し、新構造ショックアブソーバーを採用したことで、ハンドリング性能と乗り心地の両立を目指した。
ボディーカラーは、ブリリアントホワイトパールを新たに追加。特別塗装色のアルティメイトメタルシルバーは、従来の塗装に磨きの工程をさらに加えることでボディーパネルと樹脂製バンパー合わせ部の色彩と質感を向上させたとしている。
関連記事
- 「NISSAN GT-R」、独ニュルブルクリンクで量産市販車最速タイム
日産のスポーツカー「NISSAN GT-R」が、独のニュルブルクリンクサーキットで量産市販車としては最速タイムとなる7分29秒をマーク。タイヤはダンロップブランドの「SP SPORT 600 DSST CTT」を装着。 - 遭遇すると幸せに? “ホメパトGT-R”首都高を巡航
ドライバーを“ほめる”ことで、首都高の事故を減らす。そんな交通安全キャンペーン「ホメドライブ」が始まった。取り組みの一環として「ホメパト」GT-Rが首都高を巡航。遭遇確率110万分の1の幸運にあなたは巡り会える? - +D Style モテるクルマの選び方:GT-Rカムバック!!〜東京オートサロンリポート(1)〜
今回はチューニングカーの祭典、東京オートサロンのリポート。私はこの熱気に包まれた会場が大好き。今年は日産GT-Rをベースにしたブースがとても多く、その人気を改めて実感しました。ではその魅力に迫ってみましょう!! - 伝説の新章、始まる――「NISSAN GT-R」発表
日産ブランドを代表するスポーツカー“GT-R”がついに帰ってきた。東京モーターショーでお披露目されたシャープなボディには480馬力のエンジンを搭載、ニュルブルクリンクを7分38秒54で走り抜ける。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.