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“イケメン・ラグジュアリーコンパクト”メルセデス・ベンツAクラスの魅力+D Style モテるクルマの選び方(1/2 ページ)

マイチェンによってイマドキのお顔に生まれ変わったAクラス。スポーティーだけど癒し系――そんな同車の魅力を改めてリポートしちゃいます!

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photo こうやって並んでみるとコンパクトに感じますが、ボディーサイズは3885(全長)×1,765(全幅)×1595(全高)ミリ。案外大きいし、ワイドです

 前回前々回とお話させてもらったワゴンRシリーズ、「発表された当時はぎょっとした」と書きましたが、メルセデス・ベンツのAクラス、Bクラスも違った意味でぎょっとしたクルマでした。

 日本で初代Aクラスが発売されたのは1998年。コンパクトカーにまだまだコンプレックスがあった時代です。“クルマは大きい方がエライ!”なんて風潮が、まだまだありましたよね。


photo カラーはシックな10色展開。これはソリッドのジュピターレッド。このマイナーチェンジから、ラインアップは1.7リッターモデルのみになりました

 そんな時期に出たAクラスです。あんなまるっこい、ちっこいカタチでメルセデスだなんて、ちょっと眼が慣れないというか、とにかく驚きました(というよりはぶっちゃけ、え〜、なんでこれがベンツやねん! とがっかりしたというべきか)。

 だけどそんなAクラス、今や世界累計販売台数はなんと170万台を突破しています。

 Aクラスといえば“サンドイッチコンセプト”というボディー構造が有名ですが、これはフロアを2重にしてキャビンの下部にわざと空間を作り、正面衝突のときにエンジンやトランスミッションをそこに潜り込ませるというもの。


photo シックな運転席。ウッドの使い方が上品で、さすがメルセデスらしいシンプルさです

 メルセデスらしいそんな斬新でユニーク・かつ安全なコンセプトは世界でウケました。そして「それがコンパクトカーのお値段ですかい?」と目を疑うような価格も、世界のリッチ層に大いに受け入れられた一因であると思われます。

 そんなAクラスが今年の夏、マイナーチェンジをしました。

 「こういったコンパクトカーは燃料問題や環境問題から、今後もどんどん需要が拡大していくと思われます。マイナーチェンジを機に、新たな魅力を再発見してもらえれば」とは広報さんの弁。


photo ちょっと使い方にコツが必要なナビ。Cクラス以上に装備されるダイヤル付きのコマンドシステムを搭載してくれれば、使い心地が大幅に向上すると思うんだけど

 考えてみれば、コンパクトハッチバックって日本で今一番売れている普通自動車のカテゴリー。フィット、ヴィッツ、デミオ、ティーダ……などなど、人気車種がたやすく思い浮かびます。そこを逃すテはない! と考えるのも、ごく当然と言えるでしょう。だって圧倒的な需要が、そこにあるんですから。

 そういうことなら、せっかくですんで魅力再発見させてもらっちゃいましょう!

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