夏ボで後悔しない、7.7万円のデジ一眼選び（1/4 ページ）

[ITmedia]

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

　電通総研の行ったアンケートによれば、2010年の夏ボーナス支給予定金額は63.1万円（世帯平均）で、そのうち、7.7万円が「買い物やレジャー」（生活費の補てん除く）に使われるそうだ（リンク先PDF）。

　そして、その7万7000円の予算があれば、エントリークラスのデジタル一眼レフが購入できる。人気のミラーレス一眼も価格帯的には合致するため、購入を検討している人にとっては、どのモデルを選ぶか楽しくも悩ましいところ。7万7000円前後で買える、デジタル一眼の選び方を考えてみよう。

予算7万7000円、何が買える？

　まず7万7000円という目安の価格を挙げたが、その価格で購入可能な製品にはどのようなモノがあるかを確認してみよう。レンズキット、ダブルレンズキット、ボディのみと販売形態もさまざまなので、レンズキットおよびダブルレンズキットに焦点を当て、目安の予算に該当する製品をピックアップした（価格はAmazon.co.jpにて調査、6月21日現在）。価格については日々変化するほか、カラーリングによっても異なるが、参考として欲しい。

メーカー	製品	実売価格（Amazon.co.jp調べ）
キヤノン	EOS Kiss X4　18-55レンズキット	7万447円
	EOS Kiss X3　レンズキット	5万9800円
	EOS Kiss X3　ダブルズームキット	6万5601円
ニコン	D5000ダブルズームキット	6万5500円
	D5000レンズキット	5万2800円
	D3000ダブルズームキット	4万8711円
	D3000レンズキット	4万3185円
ソニー	NEX-5ズームレンズキット	7万5200円
	NEX-5広角レンズキット	6万9800円
	NEX-3ダブルレンズキット	7万1200円
	NEX-3ズームレンズキット	6万6000円
	NEX-3広角レンズキット	5万8700円
ソニー	α550ズームレンズキット	6万9800円
	α380ダブルズームレンズキット	6万8500円
	α380ズームレンズキット	5万4200円
	α330ダブルズームレンズキット	6万5000円
	α330ズームレンズキット	4万6000円
	α230ズームレンズキット	5万5000円
オリンパス	E-P1パンケーキキット	7万447円
	E-P1ツインレンズキット	7万8538円
	E-PL1レンズキット	5万9256円
パナソニック	DMC-G2レンズキット	6万6688円
	DMC-GH1レンズキット	7万4274円
	DMC-G10レンズキット	6万3448円
	DMC-GF1パンケーキレンズキット	5万7575円
	DMC-GF1レンズキット	6万2548円
ペンタックス	K-xダブルズームキット	5万8149円
	K-xレンズキット	4万6173円

左からキヤノン「EOS Kiss X4」、ニコン「D5000」、ソニー「NEX-5」

該当機種レビュー＆関連記事

• EOS Kiss X4　成熟したエントリー向けデジタル一眼――キヤノン「EOS Kiss X4」
• EOS Kiss X3　フルHD動画もOK　充実のエントリーデジ一眼、キヤノン「EOS Kiss X3」
• D5000　ニコン初のフリーアングル液晶付きデジタル一眼――「D5000」
• D3000　手ほどきしてくれる優しいデジ一眼――ニコン「D3000」
• NEX-3／5　ミラーレスα、ソニー「NEX」を丸裸にする（前編）　ミラーレスα、ソニー「NEX」を丸裸にする（後編）
• α550　デザイン踏襲、中身は大きく進化――ソニー「α550」
• α380　長期試用リポート：「α380」第1回――グリップから感じる個性
• α330　個性派ブラウンも用意、快適性能そのままのお手ごろデジ一眼「α330」
• α230　手ブレ補正内蔵デジ一眼で“世界最軽量”「α230」
• E-P1　大人向けの趣味カメラ「オリンパス・ペン E-P1」を試す
• E-PL1　よりライトに、よりスマートに――「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」
• DMC-G2　世界初のタッチパネルネオ一眼、パナソニック「DMC-G2」
• DMC-GH1　世界初のタッチパネルネオ一眼、パナソニック「DMC-G2」
• DMC-G10　パナソニック「世界最軽量」のマイクロフォーサーズ機「DMC-G10」
• DMC-GF1　パンケーキが似合う薄型マイクロフォーサーズ――パナソニック「DMC-GF1」
• K-x　機能充実のエントリーデジ一眼――ペンタックス「K-x」

　このように、各社から販売されている、いわゆる売れ筋製品の多くが予算内に収まることが分かる（くどいようだが、価格は参考までに）。買いたい製品がすでに決まっているならば問題ないが、そうではない場合、どのような選び方をすればよいだろうか。